【ご報告】「8J1YAO」閉局

ちょうど1年前に産声を上げた杉並区アマチュア無線クラブの体験局「8J1YAO」。2023年7月6日に最終日を迎えました。

名残惜しいので、7月6日21時30分より最後の運用開始。最後の瞬間まで運用することにします。

今まであまり運用したことない周波数から、ということで10mFMから始めましたがボウズ。2mSSBで1局、2mFMで6局。その間に、最終日にやってみたかった6mAMにて8J1ECL局とQSO成立。

23時近くになり、430MHz/FMにQSY。順調に呼ばれます。23時30分、JK1FUI局がJR1YNU/1で呼んでくれました。最終日に、杉並区アマチュア無線クラブが保有する2局の間で交信成立。とても粋でした。

残り10分を切ったところで、おなじみ板橋局からコール。HHJ局には、体験運用のお相手を何度もしていただき、お世話になりました。これが、クラブ外局との最後のQSOになりました。

そして残り2分。8J1YAOは、我らが誇る高専生オペレーターJK1FUI局を呼び出します。23時59分30秒、FUI局への送信が、8J1YAOの最後の送信になりました。

これにて閉局。

8J1YAO とQSO頂いた全ての局、 8J1YAO で無線通信を体験してくださった全ての方、 本当にありがとうございました。

(2023/07/09 文責:7K1BIB)

【ご報告】8J1YAO ラスト体験運用

2022年、杉並区アマチュア無線クラブを設立した頃は、アマチュア無線の体験運用には、体験運用に特化した特別局が必要でした。そこで免許を求め、8J1YAOを開局しました。

特別局として、免許の有効期間は1年間。当初は、1年経ったら継続申請を願い出ようと目論んでいましたが、総務省が制度改正。一般局でも体験運用ができるようになりました。

8J1YAOは継続されることなく、1年限りとなりました。無線局免許状の「免許の有効期限」欄には、「令5.7.6まで」と記されています。

期限前に、もう一発ヤリますかぁ!
場所は、3.11の南相馬市との相互体験運用でロケーションの良さを確認している杉並区阿佐谷地域区民センターの屋上公園。早速、区役所の担当課に公園占有申請を提出。しかし、この時期です。申請書の末尾に「雨天中止」の文字を添えました。

迎えた当日、メンバー各局の心掛けがどれほど良いのでしょうか。見事な晴天となりました。いやいや、「好天」を通り過ぎて「炎天」です。参集したメンバーは怯みません。区民センターが提供してくれた長テーブルと椅子を並べ、照明柱を利用して全幅20mの7MHzダイポールを架設。カメラ三脚を使ってUVモビホも備えました。

炎天下に7MHzダイポールを展開。

最強の装備が、メンバーが持ち込んでくれたキャンピング用の4脚自立タープであります。これが無かったら「炎天中止」でした。アルミ蒸着した厚手の傘が、息のつける空間を作ってくれます。

シャックを仕立てて、周りを見渡すと…..誰も居ないじゃないか!?そりゃそうです。この暑さに出歩く人は、普通おらんでしょう。

でも、事前申込のあった兄妹連れの家族が来てくれました。妹さんはハニカンデしまったけど、お兄ちゃんはリグに向かいます。7MHzSSBで愛知県一宮市と静岡県伊東市の2局とQSO。一宮市からの信号は弱く、かなり聞きずらいうえにバリバリと雑音をかぶります。慣れたハムでも耳をそばだてるレベルですが、お兄ちゃん頑張りました。アッパレです。

7MHz帯で交信に挑戦中のお兄ちゃん。

その後、区民センターでアロマの講習をされていた御姐さんに430MHzFMでの交信を体験してもらいました。話すのがお仕事の方のようで、そつなく会話を重ねていました。

「アマチュア無線で交信しよう!」と印刷したチラシを配って客引きをと、区民センターのロビーに向かいます。多くの中高生がいるじゃないですか。でも、皆さん、教科書やノートに首っ引きです。お邪魔しないように退散。

タープの日陰に集まって、8J1YAO以後の活動についてミーティング。体験者は少ないけれど、メンバー間の交流時間にできました。

公園占有は5時まで。機材の撤収にかかります。

とっ!日差しが緩んできたら、来園者が続々。
あぁ~何で気が付かなかったんだろ!『夕涼み体験運用』。イイじゃん。イケそうじゃん。もちろんヤりますよ。今度はJR1YNUのクラブ局でね。

Model: JI1GXV Photo:JK1GQW

(2023/07/06 文責 JN1VVR)

8J1YAO ファイナル体験運用

杉並区アマチュア無線クラブの体験局「8J1YAO」の免許は、2023年7月6日(木)で失効します。
残念ながら、七夕を前に、お空に消えてしまうのです。

そこで、7月2日(日)に、最後の体験運用を企画しました。

アマチュア無線で交信してみましょう!

アマチュア無線の免許をお持ちでない方に、実際の無線交信を行っていただく体験会を開催いたします。

専門知識や経験は不要です。お子さんから大人まで、どなたでも参加いただけます。

無線機で遠くの人と話をするのってどんな感じ?電話と違うの?無線機って難しくないの?・・・・・興味、好奇心があればOKです。スタッフがサポートしますから大丈夫。過去には、まだ小学校に就学前のお嬢さんが、300km彼方のアマチュア無線家と互角に会話を交わしていました。

実は、皆さんはスマホという高性能無線機を持っている無線局長なのです。でも、改めて「無線?電波?」と問われると、答えに詰まってしまいますよね。チコちゃんに叱られる前に、自らの手で電波を飛ばして通信をしてみましょう!

是非、ご参加ください。

【日時】2023年7月2日(日)
    午後1時から4時

【会場】阿佐谷地域区民センター屋上
    けやき公園

【主催】杉並区アマチュア無線クラブ
杉並区在住在勤在学のアマチュア無線家で構成する地域クラブです。
アマチュア無線を通じて、全国に杉並区をアピールするとともに、青少年の科学的好奇心の醸成に寄与すべく活動しています。

【参加申込】
上記メニューの「お問い合わせ」から、
またはjr1ynu-at-gmail.com(-at-を@に変更してください)あてに、
お名前、参加人数、概ねの来場時刻をメールでお知らせください。
お問い合わせも同じところまで。
当日の飛び込み参加も可能です。

【荒天中止】
屋外イベントとなります。
降雨、強風時は中止となりますのでご承知おきください。
中止時は、この公式サイト及び公式Twitterで告知するとともに、
事前にお申し込み頂いた方にはメールでお知らせします。

以上、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

(2023/06/21 文責:JN1VVR)

『無線サイエンスセミナー in 東京大学』の運営協力と出展

2023年6月11日(日)東京大学の武田先端知ビルの講堂とホワイエで、JARL東京都支部主催の『無線サイエンスセミナー in 東京大学』が開催されました。

講堂では大学の先生や研究者による講義講演が行われ、ホワイエではメーカーと東京都支部登録クラブの展示ブースが並びます。

プログラムを見ると、『宇宙無線通信』『理想的なアースを求めて』『The 人体通信』などなど、ハムなら食指が動いちゃうタイトルと講師が並びます。

そこで、都支部からの依頼が、講演のWeb中継です。昨年のハムフェアで、7K1BIB山内さんが実施した中継に注目されたようです。

東大無線部の部員に協力をいただきながら中継奮闘!見事、大役を果たしていただきました。

かたや展示です。先の都支部大会と同様の展示ブースを展開しました。

特段にお見せするモノも無いのですが、ケーブルテレビに出演した事なんぞをパネルにして、厚かましく並べちゃいました。HiHi

ブースに立ち寄ってくださった各局とは、体験運用について熱く語らうことができました。Web中継とともに大きな成果となりました。

(2023-06-14 文責:JN1VVR)

8J1YAOがテレビ出演!

少し前に、2023.05.26に取材と配信がされる有線放送のニュースに出演されたし…..という依頼の連絡が入りました。

6月1日は『電波の日』。それに合わせて、アマチュア無線の体験運用を紹介したいとの事。その場で司会進行のアナウンサーに体験運用をしてもらうという企画だそうです。

杉並区アマチュア無線クラブとしては、この話に乗らぬ手はありませぬ。二つ返事で了解を発信!

ロケ地は、杉並区はJR高円寺駅南口のロータリー。そこに大型のリグは持ち込めぬ。そこでの登場は、クラブ秘蔵の懐かしのスタンダードC620。運用周波数は430FM。本番の最中に、体験局のCQに応答が無かったら格好がつきません。応答局の待機を手配します。

そして迎えた本番当日。C620と、外付け用のモビホと、フルパワーを出すためのモバイルバッテリーをたづさえて高円寺駅前に向かいます。そのあたりから、緊張が高まります。

現着し、司会進行のお姉サンへの挨拶もそこそこに、リグをセットアップし、8J1YAOから待機のJK1GMB局にコールを掛けます。通信を確認して、本番スタート!

J:COM「ジモト応援!つながるNews」(杉並区版)の画面から引用

緊張はMAX。口の中カラッカラ。手元にはクリップボードに挟んだ台本が在りますが、読む余裕なし。でも、チラリとリグのSメータに目をやれば、振れている。JR1YNUのメンバー各局がQSOを交わして、チャンネルの確保をしてくれています。応援の声を感じます。

司会姉との掛け合いに続いて、いよいよCQを発信!段取り良く応答が入ります。交信を替わった、体験者の司会姉も軽快陽気に体験交信してくれています。
『(๑•̀ㅂ•́)و✧ヨシッ!行ったぁ!』と腹の声。

J:COM「ジモト応援!つながるNews」(杉並区版)の画面から引用

ほんの数分の体験交信の後に、再びマイクを替わって体験運用終了の発信をして、ひと安心。

すかさず、司会姉が体験局運用を宣伝できるターンを投げてくれました。極度の緊張に気絶寸前でしたが、とにかく体験局の意義をしゃべって、ロケ終了。
初めてヨーロッパと繋いだ時の方が、リラックスしていたと思います。

J:COM「ジモト応援!つながるNews」(杉並区版)の画面から引用

配信を観るのが怖かったけれど、どうにか視聴者には伝わった様で、あんしんしました。

後日、ディレクターから、『局でも評判でしたよ。特に4〜50代のスタッフが。』という連絡。なるほど、本邦アマチュア無線の全盛期に、多感な頃を過ごした皆さんですね。この世代にも、体験を通じてアマチュア無線に入ってもらえたら嬉しいです。

(2023/06/04 文責 JN1VVR)

2023 JARL東京都支部大会に展示参加しました

2023年4月23日、東京渋谷区代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターで、JARL東京都支部の令和5年度大会が開催されました。

杉並区アマチュア無線クラブは、東京都支部の登録クラブです。大会に参加をさせていただきました。支部から、52基の長机が並ぶ教室を展示室にする任を仰せつかりました。事前打ち合わせの時は、どうしたものかと不安になりましたが、当日は出展各局が手慣れた様子で机を並べ替え、みるみる展示ブースが出来上がりました。

何の働きもないままに、講堂で催された大会議事の最後に行われた協力社団局への感謝状授与に並ぶという栄誉を頂戴してしまいました。感謝状文面の『永きにわたる尽力』には赤面です。(*´∀`)

さて、JR1YNUの展示ブースは、FTDXナンチャラカンチャらがズラリと並ぶYAESUの展示ブースの隣です。羨望のリグを横目に、今回仕立てた幟旗を立て、クラブ紹介チラシや体験運用で使っている説明書やQSO台本を並べます。会場内QSO用のリグも据えて、一応、展示ブースらしくなりました。

JR1YNUが開局している体験特別局8J1YAOも、都支部登録クラブとして扱われます。都支部50周年記念アワードのポイントとなります。そこで、来場者と対面距離でのQSOを行い、その場でQSLカードを手渡しします。

来場者に「ハンディ機をお持ちでは?」と声掛けすると、バックからリグを取り出される方もあり、対面距離QSOは10余件を数えました。

開局1年に満たない新参クラブでありますが、皆さん熱心に設立趣旨や活動内容を聴いてくださいます。特に、体験運用については関心が高く、説明資料や台本を手にされます。

アパマンハムのご夫妻と話している中で、近隣住民をシャックに招いて体験運用をしたら近隣とのコミュニケーションに役立つのではないかという話が出てきました。体験運用というと、どうしても子供向けに考えが展開しがちですが、色々な可能性がありそうです。

賑やかな時間も過ぎ、特段の号令もないけれど、出展の各局は自主的に片づけに取り掛かり、気が付けば展示室は元の教室に原状復帰していました。

講堂に移って記念撮影と景品抽選会です。今回参集したYNUメンバー5局のうち4局が景品引当という成果にビックリです。

初経験ではありましたが、移動運用や体験運用とは違った展示運用の面白さと楽しさを知ることができました。クラブの活動の幅が広がった1日でした。

(2023/04/25 文責:JN1VVR)

【お知らせ】東京都支部大会で8J1YAO/1を運用(4月23日)

JARL東京都支部大会が、下記の日程で開催されます。

杉並区アマチュア無線クラブは、当日10時頃から14時頃まで、JARL東京都支部大会の会場から、体験局「8J1YAO/1」を運用します。

JARL東京都支部では、現在「東京都支部賞アワード」の期間限定クラス「支部50周年記念賞」を発行中ですが、「8J1YAO」は、

  • ① 異なる 9 局の Suffix 最終文字で「JARLTOKYO」9 文字を綴る。
  • ② 東京都支部登録クラブの異なる社団局5局以上と交信する。

のいずれの要件にも該当します。そこで、会場でQSOしていただいた局には、その場でQSLカードを発行いたします(会場外の局は、申し訳ありませんが、通常どおりNo QSLでご了解ください。)。各局とQSOできることを楽しみにしています。

(2023/04/08 記)

【報告】南相馬市・杉並区合同 アマチュア無線体験交信会(2023年3月11日)

福島県南相馬市と杉並区は、災害援助協定を結んでいます。どちらかと言えば、都市部の災害時に福島の美味い米を運んでネ、的な位置づけだったように思われます。

ところが、あの日、東日本を襲った震災は南相馬市にも大きな被害をもたらしました。杉並区の災害備蓄倉庫にあった物資を運び出したことを覚えています。

あれから12年。災害支援だけでなく様々な住民交流が、南相馬市と杉並区の絆を確固なものとしてきました。

そして今年も巡ってきた3.11。その日、南相馬市の市民団体『南相馬を無線の聖地にする会(略称:MMS)』が、アマチュア無線体験局を運用するとの情報が飛び込んできました。南相馬市からのCQに、杉並区が応答しないで何としましょうや!杉並区を冠する杉並区アマチュア無線クラブは、応答準備に取り掛かりました。

運用場所は?杉並区は阿佐谷にある区民センター。ここの4階屋上が解放公園になっています。20mのロングワイヤーが張れます!さらにグーグルマップを辿ると、南相馬市に対峙しています。

Googleマップにて作成・引用

さらに、リグは?電源は?同軸は?MMSとのスケジュールは?区民への周知は?…..色々と勘案が出てきますが、それなりに対応できました。

そして迎えた当日。風が吹いたら、屋上公園のアンテナ架設は見送りでした。でも大丈夫。穏やかな陽気に恵まれました。

リグやら配線やらパンフレットやらで、まだジタバタしているうちに、アマチュア無線に好奇心一杯のお父さんが親子連れで一番乗り。そして老齢のご夫婦などなど、体験者が続けて来場いただきました。スタートです!

7MHz/SSBでの、南相馬市と交信は絶好調です。RS59++の勢い。南相馬市とのQSO体験者が混み合ってしまった時のサブ体験局として430FMの体験シャックも用意しましたが、こちらも快調です。

体験局というと、何気に体験者は子どものイメージって有るじゃないですか。ところがドッコイ、大人の方の体験が多かったですネ。中には、震災の際には東北で支援活動に努められたという女性は、涙ながらにQSOされていました。

もちろん、キッズも賑わいました。今回の運用準備の中で知り合えました『トモダチプロジェクト』(https://www.tomopro37nouta.com/ )。南相馬市と杉並区の其々にダンスチームを持って活動する、ミュージックダンスチームです。出演ステージを終えて、駆け付けてくれました。南相馬組と杉並組、それぞれのチームがアマチュア無線を介して大盛り上がりです。

アマチュア無線について矢継早の質問をされる方。熱心に説明を聞いて、この社会を無線通信が支えているんですネ、と言ってくださった方。無線をはじめ、科学技術に興味を持っていただくと共に、南相馬市と杉並区の市民交流を促進する、一助になるとが出来たかと思っております。これがレギュラーイベントになったら嬉しいです。

(2023-03-21公開 文責:JN1VVR)

(以下、2023-04-03 追記)

「ハムのラジオ」(@hams_radio)第535回 (2023/4/2)の放送の冒頭で、南相馬・杉並区合同体験交信会についてご紹介いただきました。ありがとうございました。 https://hamsradio.net/ham/?p=11079

【おしらせ】南相馬市・杉並区合同 アマチュア無線体験交信会(2023年3月11日)

日時   令和5年3月11日(土曜日) 午後1時から3時5時(延長しました)
場所   阿佐谷地域区民センター
 (https://goo.gl/maps/Vu7KEj2V7DgKRp6E9
      屋上 けやき公園/3階 第8集会室
     年齢を問わず、どなたでもアマチュア無線の交信を

     体験していただけます。参加無料!

手元の無線機から無線電波を発信し、遠方の無線局との会話を楽しむアマチュア無線。インターネットを経由して、音声から動画まで様々なデータが巡る今日にあっても、多くのアマチュア無線家が世界中で無線通信を楽しんでいます。

インターネットも多くの部分で無線通信が使われています。総務省は『 ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための、アマチュア無線の体験機会や活用機会の拡大』を政策提言し、令和 2 年からアマチュア無線の免許を持たない人が、有資格者の立ち合いでアマチュア無線の交信ができるように制度改正しました。

杉並区在住在勤在学のアマチュア無線家が集まった「杉並区アマチュア無線クラブ」では、児童青少年の科学的好奇心の醸成を図り、世代や地域を越えた様々なコミュニケーションを経験する機会となるよう、区内の公園や児童青少年センター「ゆう杉並」などで体験会を開催しています。

杉並区の友好自治体である福島県南相馬市には、100年前の関東大震災発生の第一報を世界に打電した高さ200mの無線塔がありました。その跡地は、貴重な文化遺構となっています。これをうけて、無線通信を活かしたまちづくりの取り組みがなされています。南相馬市の市民団体「南相馬を無線通信の聖地にする会」も、アマチュア無線の体験会を運営しています。

東日本大震災から12年目となる3月11日に、南相馬市と杉並区で体験会を催し、住民相互のアマチュア無線交信を企画しました。両自治体間250kmの距離を無線通信でつなぐ交信を通じて、東日本大震災を 忘れずに語り継ぐとともに、南相馬市と杉並区の友好の絆を広げていきたいと考えております。

区民による自主的なイベントですが、事業趣旨を説明し、区役所関係各課のご理解とご協力をいただいて開催いたします。どうぞ、ご子弟をお誘いの上、ご参加をいただきますようご案内申し上げます。

なお、お問い合わせは、本ホームページ右上「お問い合わせ」のページからお願いいたします。

運用周波数は、7MHz帯、430MHz帯その他を予定しています。当日、可能な限りTwitter (https://twitter.com/JR1YNU または https://twitter.com/7K1BIB) で告知します。

(2023/02/21 記)(2023/03/05 追記)

【報告】「ゆう杉祭」でアマチュア無線体験会を開催しました

2022年12月18日(日)、杉並区アマチュア無線クラブの中高生メンバーが、「ゆう杉祭」にて体験局の運用をしました。

ゆう杉屋上にアンテナ設置

今回の運用スタイルは430FM&2mSSB。なんとYNUに中学生の新メンバーが加入してくれたので、2波同時運用です!

2波同時運用!

前回は雷も降る大雨でしたが、今回は快晴。たくさんの方がアマチュア無線を体験してくれました。体験者はおよそ20人、総QSOは29でした。

こんなところからオンエア

途中、無線ならではのQSBがあったり、急にSが落ちてしまったりしたこともありましたが全員がQSO成功しました!

また、今回も免許をぜひ取りたいと言って下さった高校生がいて、体験局の意義が発揮できたかなと思います!

当日配布したチラシ

8J1YAOに応答してくださった方々、ありがとうございました。まだまだ運用を予定しています。またお空でお会いできることを楽しみにしています!

ゆう杉の係の人が作ってくれたステッカー

アマチュア無線に興味がある中高生のみなさん、ぜひこのサイトの「お問い合わせ」から連絡下さい!

(2022/12/30 文責:JK1FUI)