8J1YAOがテレビ出演!

少し前に、2023.05.26に取材と配信がされる有線放送のニュースに出演されたし…..という依頼の連絡が入りました。

6月1日は『電波の日』。それに合わせて、アマチュア無線の体験運用を紹介したいとの事。その場で司会進行のアナウンサーに体験運用をしてもらうという企画だそうです。

杉並区アマチュア無線クラブとしては、この話に乗らぬ手はありませぬ。二つ返事で了解を発信!

ロケ地は、杉並区はJR高円寺駅南口のロータリー。そこに大型のリグは持ち込めぬ。そこでの登場は、クラブ秘蔵の懐かしのスタンダードC620。運用周波数は430FM。本番の最中に、体験局のCQに応答が無かったら格好がつきません。応答局の待機を手配します。

そして迎えた本番当日。C620と、外付け用のモビホと、フルパワーを出すためのモバイルバッテリーをたづさえて高円寺駅前に向かいます。そのあたりから、緊張が高まります。

現着し、司会進行のお姉サンへの挨拶もそこそこに、リグをセットアップし、8J1YAOから待機のJK1GMB局にコールを掛けます。通信を確認して、本番スタート!

J:COM「ジモト応援!つながるNews」(杉並区版)の画面から引用

緊張はMAX。口の中カラッカラ。手元にはクリップボードに挟んだ台本が在りますが、読む余裕なし。でも、チラリとリグのSメータに目をやれば、振れている。JR1YNUのメンバー各局がQSOを交わして、チャンネルの確保をしてくれています。応援の声を感じます。

司会姉との掛け合いに続いて、いよいよCQを発信!段取り良く応答が入ります。交信を替わった、体験者の司会姉も軽快陽気に体験交信してくれています。
『(๑•̀ㅂ•́)و✧ヨシッ!行ったぁ!』と腹の声。

J:COM「ジモト応援!つながるNews」(杉並区版)の画面から引用

ほんの数分の体験交信の後に、再びマイクを替わって体験運用終了の発信をして、ひと安心。

すかさず、司会姉が体験局運用を宣伝できるターンを投げてくれました。極度の緊張に気絶寸前でしたが、とにかく体験局の意義をしゃべって、ロケ終了。
初めてヨーロッパと繋いだ時の方が、リラックスしていたと思います。

J:COM「ジモト応援!つながるNews」(杉並区版)の画面から引用

配信を観るのが怖かったけれど、どうにか視聴者には伝わった様で、あんしんしました。

後日、ディレクターから、『局でも評判でしたよ。特に4〜50代のスタッフが。』という連絡。なるほど、本邦アマチュア無線の全盛期に、多感な頃を過ごした皆さんですね。この世代にも、体験を通じてアマチュア無線に入ってもらえたら嬉しいです。

(2023/06/04 文責 JN1VVR)